見えない知識を更新する

情報の経済が、物の経済より上回る生活を送っていると、新しい情報ばかりに浸ってしまえる。だが、多くの情報から明確な知識を引き出せる時代でもある。明証する精神を鍛えることが重要である。

関心の経済を遠目に眺める

関心を惹きつける経済がある。私のことはあまり知られていないから、もっと知ってほしい、と。しかし、本当にその人のことをよく知りたい人がいるだろうか、と問えば、人間の悲惨さをよく知れる。

事物を語ることについて

「論理哲学論考」を初めて読んだ頃の読書によって私は数々の性質を失った.代わりに,人とは異なる特殊な性質を見つけられた.読書に対して感謝もあるが,憾みもあり,本との出合いは数奇である.

自分を広げる検索方法

検索は簡単だ.検索すれば,大抵の問題は解消する.悩みも,苦しみも,知らない方法や手順も,面白いもの楽しいものも,どこかの誰かが考えて作ってくれている.検索しない人は損する時代だ.

健康習慣の目的論

健康でいるための方法が山ほど流れる現代.片っ端から試し,好奇心から動く人も多くあると思うけど,どの情報を受け取るべきかわからない人は,どんなふうに生きたいかという目的が欠けているのでは.

「ととのう」を言語化してみた

サウナの入り方を調べてみると,サウナ室から出て,20度くらいの冷水に浸かることが重要で,しかもこの温冷を何回か繰り返すことが重要らしい.「ととのう」とはどんな感覚なのか,サウナを申し込んだ.